2018年12月04日
[オリコン][平成] 音楽シーンで振り返る“平成” 際立つビーイングの存在感
[オリコン][平成] 音楽シーンで振り返る“平成” 際立つビーイングの存在感
90年代の「年間シングルTOP100内にランクインしたビーイング、小室ファミリー 売上枚数の推移」を見れば明白だ。同グラフを見ると、90年、91年では、シングルTOP100内の売上枚数のシェアが8%台だったビーイングは、92年には12.3%に伸長し、93年には34.2%と3分の1を占めるまでになっている。これは、小室ファミリーの最盛期である96年の21.3%をはるかに超えている。同表を見るだけでも、90年代前半におけるビーイング旋風の凄まじさがわかるだろう。今の高校生〜大学生は、このブームがあったことを知らないかと思います。
ちなみに、93年のシングル・アルバムTOP10を見ると、ビーイング関連作品はシングルではTOP10内に6作がランクイン。B’zの2作品「愛のままにわがままに 僕は君だけを傷つけない」(年間2位/193.2万枚)、「裸足の女神」(年間5位/165.3万枚)、ZARDの2作品「負けないで」(年間6位:164.5万枚)、「揺れる想い」(年間9位/139.6万枚)、WANDSの2作「時の扉」(年間7位/144.3万枚)、中山美穂とのデュエット曲「世界中の誰よりきっと」(年間10位/132.6万枚)。TOP10内が全てミリオンヒット作であることからも、当時の音楽シーンの活況ぶりがうかがえる。
bztak1783 at 10:00│Comments(0)│2018年売り上げ情報